このページでは『ふしぎなヒーローやさん』の絵本を保育士目線で紹介します。読み聞かせの際のポイントも一緒にご紹介するので参考にしてみてくださいね。
著者 | みやにし たつや |
出版社 | 金の星社 |
出版年月日 | 2021年7月 |
ページ数 | 32ページ |
販売価格 | 1,430円(税込み) |
『ふしぎなヒーローやさん』の簡単なあらすじ
ある日主人公のブタくんが野原をあるいると「ふしぎなヒーローやさん」とかかれた看板のお店がありました。
ブタくんは店主のタヌキのおじさんに話をきいてみることに。
するとどうやらそのお店にはヒーローグッズがたくさん売っているようで、ブタくんは空飛ぶマントや水中をすいすいと泳げるマスク、のびーるブーツを購入しました。ひとつだけ効果がわからない「HE」と描かれたパンツと共に…
するといきなりオオカミに襲われているウサギちゃんとネズミくんに遭遇!さっそくヒーローグッズの出番のようです!
ヒーローグッズを使いこなして無事にウサギちゃんとネズミくんを助けることができるのか…!
また「HE」と描かれたパンツの効果は何なのか…!
子どもたちが大爆笑する結末が待っています♪
保育士から見たこの絵本のおすすめポイント!
この絵本のおすすめポイントは、子どもたちが好きであろう「おなら」というワードが出てきます。
実は、「HE」と描かれたパンツの効果は、「へへへ…」と笑ったらおならが出るという、なんとも子どもの好きそうな効果です。絵本の終盤でブタくんは「へへへ…」と笑ってしまい、プ~~~~~っとおならをするのですが、勘のいい皆様ならもうお分かりのはず、ここで子どもたちは大爆笑です。
読んでいる保育者も子どもたちにつられて一緒に笑ってしまうので、子どもたちと一緒に笑って楽しむことができる点がとてもおすすめです♪
また、ストーリー性もしっかりあるので、ハラハラドキドキも味わうことができます。
この絵本のおすすめ年齢層
この絵本はストーリー性もしっかりと理解できるようになる3歳児クラスのお子様から楽しむことができるかと思います。実際に幼児クラスの子どもたちに読み聞かせを行ったところ、絵本と一緒になって「くっさー!」「なんでやねん!」と大爆笑で楽しんでくれていました。
子どもの反応と読み聞かせのポイント
上記でも何度もお話させていただいているように、この絵本はヒーローになったブタくんが最後におならを連発するところが子どもたちの爆笑ポイントになっています。ですので、「プ~~~~」というおならの場面は恥ずかしがらずに全力で読みましょう!
そしてオオカミが登場するハラハラドキドキのシーン。このシーンはオオカミになりきって少し低い声で読んでみたり、緊張感が出るようにわざとゆっくり、子どもたちの目を見てセリフを言うのもおすすめです。子どもたちも読み手と一緒にドキドキした表情を見せてくれるので、読み甲斐もありますし、なんといってもその表情がとても可愛いです!
この絵本はそれぞれの登場人物になりきって読むことがポイントなのではないかなと思います!
まとめ
「ふしぎなヒーローやさん」の絵本は登場人物になりきって読むことで面白さが倍増する絵本です。
子どもに戻った気持ちで、恥ずかしがらず(特におならのシーン!)、楽しく読み聞かせをしてあげてください!
この絵本を通して、皆様と子どもたちの時間が大笑いできる楽しい時間になりますように♪]
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