このページでは『くだものさん』の絵本を保育士目線で紹介します!読み聞かせの際のポイントも一緒にご紹介するので参考にしてみてください。
著者 | tupera tupera |
出版社 | 学研 |
出版年月日 | 2010年7月22日 |
ページ数 | 38ページ |
販売価格 | 1,045円(税込み) |
『くだものさん』の簡単なあらすじ
「くだものさん くだものさん だあれ」という言葉と共に、可愛くて子どもたちも大好きなくだものがたくさん登場する絵本です。ページをめくるとくだものさんが顔を出す仕組みになっており、ページをめくるたびにこどもたちが大喜びする仕掛け絵本です。
保育士から見たこの絵本のおすすめポイント!
この絵本のおすすめポイントは、なんといってもページをめくって楽しむことができる点です!ページをめくると木や葉っぱの後ろに隠れているくだものが顔を出す仕掛けになっているのですが、そのくだものたちの表情がとても可愛らしく、絵本を見ている子どもたちもとても可愛らしい笑顔を見せてくれます。ページをめくることが楽しみになる絵本です!
この絵本のおすすめ年齢層
言葉の意味をしっかりと理解できるようになったお子様はもちろん楽しめると思いますが、私は0歳児の子どもたちにも読み聞かせをしていました。0歳児クラスも後半になるとだんだんと言葉の意味を理解できる子も増えてくるかな~と思うので、一緒に楽しみながら読むことができましたよ。
子どもの反応と読み聞かせのポイント
この絵本は繰り返しの内容の絵本になっているので、何度も読み聞かせをしているうちに子どもたちもセリフを覚えてくれ、「くだものさん くだものさん だあれ」と、保育者と一緒に言ってくれるようになります。0歳児クラスのお子様でも「だぁーあぁーれぇー?」と、とても可愛く言ってくれていました。(とってもキュンです!)
登場するくだものたちは‘‘おじいさんの柿‘‘だったり、‘‘恥ずかしそうな桃‘‘だったり、個性が見られます。(実は動物も登場します!)そのくだものさんに合った声の出し方、読み方をしてあげることで子どもたちはもっと絵本の世界に引き込まれていくこと間違いなしです!
また、「みかんさーん!」「ももさーん!」と子どもたちに呼んでもらってからページをめくるのも楽しいですし、出てきたくだものを保育者が食べる真似をしたり、子どもたちに「あーん♥」と食べさせてあげるのもいいですね。
逆に子どもたちがくだものさんを呼んでもすぐにページをめくらずに、「・・・あれ?寝てるのかな?もっと大きな声で呼んでみようか!」などすると、より子どもたちが絵本に引き込まれ、集中して見てくれるように思います。
まとめ
「くだものさん」の絵本はアレンジ次第でどんな読み方もできるとっても楽しい絵本だと思います。読み手によってまた違った読み方のアイデアもたくさん出てくると思うので、いろんな読み方でお子様と楽しい絵本時間を過ごしてくださいね♪
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